歩きスマホをしている人を見ると「大丈夫か?」と思ってしまいます。
歩きスマホに対してではありません。
当ブログで再三警告していますが、想像力は身を守るため最も必要な物です。
歩きながらスマホを見ている人は、おそらく目の前に障害物があったり、誰かが突っ込んできたりしても反応できると思っているのでしょう。
しかしどんなに反射神経が良くても想像力がなくては無意味です。
目の前で誰かが野球をしている。
「そこにいればひょっとしたらボールが自分に飛んでくるかも」そう考えることができるから実際飛んできたときに反応できるのです。
もし図書館で本を読んでいるときに、いきななり目の前からボールが飛んできたら、まず反応できないでしょう。
自転車に乗りながらスマホを見ている上級者もいます。
歩きに比べ更に集中力が散漫になります。
しかし集中力が散漫になっているのは自分だけで、いざとなれば相手が避けてくれる、などと考えていればまだマシですが、実際はそんな事すら考えていないはずです。
もし反対側や真横から同じ上級者が近づいてきたら。
危うきに近づかないために、君子の賢さは必要ありません。
凡人の想像力があればよいのです。
凡人の想像力があればよいのです。