2016年 日
ジャンル・ミステリー
監督・森淳一
主演・吉岡里帆
交通事故により視力を失った元婦人警官のなつめ。
ある夜、車の中から助けを求める女子高生を目撃してしまう。
なつめはもう一人の目撃者、春馬と共に女子高生救出へと動きだす。
鋭い洞察力と盲人ならではの感性で、目で見える物以外の情報から手掛かりを追っていく過程が面白い。
元は韓国映画のリメイクですが、日本の映画として違和感のないものに仕上がっています。
六根洗浄をなぞった儀式殺人など、日本特有のおどろおどろしさが加えられているのも好感が持てます。
やたらグロい点がいかにも・・ですが、個人的には歓迎ポイント。
六根洗浄をなぞった儀式殺人など、日本特有のおどろおどろしさが加えられているのも好感が持てます。
やたらグロい点がいかにも・・ですが、個人的には歓迎ポイント。
殺人現場を目撃(撮影)したことで「覚醒」してしまった犯人。
証拠として提出されたビデオを見た刑事の「ゾッとしたよ。撮ってる高校生の興味が伝わってくる気がして」という台詞にゾッとしました。
犯人が特定されてからは、なつめと犯人が対峙するシーンが見所となります。
ただスマホを使った誘導やキーホルダーのトラップ等、若干ご都合主義(上手くいきすぎ)な点が目立ちます。
主人公が中々殺されない(手こずっているのではなくあからさまに殺す気がない)とか、あるあると言えばそうなんですが・・。
70点