1980年 伊
ジャンル・ホラー
監督・ルッジェロ・デオダート
主演・ロバート・カーマン
食人族を撮影するため未開のジャングルへと足を踏み入れた4人の馬鹿者達。
4人の失踪後、遺体と共に彼らの残したビデオが発見される。
ホラー映画好きなら避けては通れぬ作品(できれば避けたい人多数)。
タイトルだけでお腹いっぱいになってしまいそうですが、内容はそれほど濃くはないです(安心してください詐欺)。
問題となっているのはやはり、亀と猿のシーンではないかと思います。
食人族と文明人、どっちが野蛮なんだというテーマで描かれている作品ですが、映画の中で本物の生き物を殺して解体している様を撮っている時点で答えは明白です。
自分は基本どんなグロシーンでも作り物と分かっている以上見てられるのですが、本物はまるで駄目なのです。
某グロサイトの処刑映像等も一切見れません。一応レビューをする者の使命として凝視していましたが、心ここにあらずでしたね( ´_ゝ`)。
なんなら作り物だと思い込もうとしましたが・・無理っ。
ちなみに亀といってもイシガメのような小型のものじゃないです。
中型犬くらいの個体なのでグロさは想像の域を遥かに超えています。
耐性のない人は100%吐きますから絶対注意です。
亀に比べれば猿はまだマシ。
一瞬で終わります。
亀のなげーことなげーこと。
それに比べれば人間が解体されるシーンは全然ソフトです(あくまで個人的感想)。お調子者で非道の限りを尽くすジャック。
何故か殺される前にパイプカットされてしまいます。
最初は血抜きかと思いましたが、血はほとんど出てません(そういう部位なのでしょうか?知りたくもない・・)。
気を失っているのか既に絶命していたのか無反応だったのが救いです。
演技でもパイプカットで悶絶しているシーンは見たくありません。
当時は本物の映像と噂になっていた本作ですが、この辺がいかにもフィクション。
銃を発泡している敵が目の前にいるのに、持ち帰らずその場で解体して食べるのはありえません。
しかし映画はフィクションでも起きていることはほぼ事実です。
原住民からすれば好奇心のために自分の土地を荒らされたり暴行されたり、たまったものではありません。
彼らの行いは洗礼に過ぎないのです。
食人におけるシーンに関してなら、グリーンインフェルノの方が遥かにグロいです。
ただ臨場感はこちらが遥かに上ですね。
見終わった後の虚脱感も半端ないです。
音楽の美しさがまたなんとも・・
100点