2006年 日
監督・細田守
友情を育む真琴、功介、千昭の3人。
真琴は友情が崩れるのを嫌い、千昭の想いを台無しにしてしまいます。
現在の記憶を持ったまま過去へ戻れるのなら、それまでくだらない事で消費してしまったタイムリープの持ち玉がマックスであった頃に戻れば良いのではないか？
おそらくその辺りよく練られているのでしょうが、良くも悪くも素人考えが巡ってしまうのは、このての作品の宿命かとは思うのです。
過去へ戻った場合その時間に自分が二人いることになるのが普通ですが、本作では過去へ戻った瞬間過去の自分が消えている、もしくは一体化？しています。
過去へ逆上ったのは記憶だけという説も立てられますが、現在の真琴の姿も消えているため、それも無理が生じます。
未来から来たという「彼」も現在にいない人物なのですから、間違いなく実態が移動した事になります。
果たして過去の誠は何処へ行ったのか？
時間軸移動あっての物語、感動なのですが、疑問は残ります。
青春ラブストーリーとしては最高です。
80点
