週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

時間の意義は変わる


「結婚したら自分の時間が減る」
「生涯独身を通して自分のためだけに時間を使った方がいい」

結婚に否定的な若者がよく口にするこんな言葉。

実際若者の時間は若者にとって有意義なものであり、価値のあるものです。

気力体力に溢れ、出来ること、やりたいことをが尽きません。
でも歳をとるとそのほとんどが出来なくなり、やりたくなくなるのです。
感性の衰えや虚無感から、楽しいと思っていたことを楽しめなくなるのです。

自分を見る周りの目も、若者から中年〜老人という風に変わっていきます。
若いうちは気にせず出来ていたことも、そういった周囲の目が気になり出来なくなることもあります。

そうして段々と出来ること、やりたいことが減っていき、ぼーっとしているだけの時間が増えていくのです。
若い時分あれだけ値打ちをかましていた「自分の時間〜」は実に無意義に過ぎ去っていくことになるのです。

子供やパートナーのために時間を割く、もしくは友人のために時間を割く、若いうちはそこに意義を感じられなくても、歳をとれば自然と意義を感じられるようになります。
むしろ自分のためだけに使う時間に意義を感じられなくなるものです。

ただ若いうちは中々このことに気づけません。
知識としては得られても、”気付き”には至らない。
やはり想像力を膨らませることです。